向陽通信第24号

大湾あや子(3期生)講演会 台湾・沖縄で活躍

 本校3期生で、台湾と沖縄で活躍している株式会社エンモメンツの大湾あや子代表取締役の講演会が体育館で開かれた。

 大湾さんは、1980年生まれの35才、父親は台湾人で母親は沖縄出身、台湾で中学2年まで過ごし、祖父母のいる沖縄へ移住する。高校は向陽高校国際文科へ入学、2年の時、1年余りのアメリカ留学を経験する。復学後、慶応大学総合政策学部、早稲田大学大学院を卒業する。台湾在住で5才と3才の双子の3児の母で雑誌のモデルとしても活躍している。現在、経営コンサルタントとして、台湾と沖縄を毎週往復している。「視点が変われば世界感が変わることがある」と話し、一番の使い道をあえて無視して成功した例として、接着剤のメーカーが、不良品と考えられていた余りくっつない製品からポストイットが産まれたことを紹介した。

 講演を聴いた3年の城間真愛子さんは「将来、国際的な仕事に就きたいと考えているので大変参考になった。私に足りないのは貪欲さと感じた。これから何事にも積極的に挑戦したい」と感想を話した。

朝のあいさつ運動 生徒会が取り組む

 十一月は沖縄県高校生美らマナー月間です。各クラスでの話し合いの結果、向陽高校の課題は『あいさつ』であるということになりました。この結果を受け、十一月五日から朝のあいさつ運動が始まりました。毎日担当クラスが7時20分から校門を中心に元気よく挨拶をしています。

 各クラスの参加率は次のようになっています。(十二月五日現在)
  三年:一組(84%) 二組(88%)    三組(60%) 四組(64%)    五組(83%) 六組(76%)
  二年:一組(76%) 二組(83%)    三組(65%) 四組(89%)    五組(87%) 六組(80%)

 取り組みはあと少し続きます。まだまだ課題が改善されたわけではありません。朝のあいさつだけでなく、授業開始・終了のあいさつ、外部の方へのあいさつなど取り組みが終わった後もあいさつを進んでできる向陽生でいてほしいと思います。(島袋)

PTA文化部によるやんばる研修

 11月26日(土)、PTA文化部主催の学習会が行われ保護者職員16人が参加しました。今年は健康な食生活について学ぶことを目的に、今帰仁の里あいあい手づくりファームで豆腐作り、ソーセージ作り体験を行いました。

 あいあいファームは元小学校をリフォームしてできた施設で、自然に囲まれ、ヤギや鶏なども飼育されており、のどかな雰囲気に心和みました。

 施設ツアーの後に、グループに分かれ、豆腐作りとソーセージ作りを行いました。職員の指導の下、40分ほどで無添加の豆腐とソーセージができあがりました。できたての豆腐とソーセージはとても美味しく、特にソーセージは市販のものと味がとても違い驚きました。講師の「市販のソーセージにはたくさん添加物が入っているんですよ」という説明に納得しました。

 参加者からは「手作り体験や無添加のランチなど、学ぶことが多く有意義だった。」「参加した保護者の皆さんと情報交換や交流が持てて楽しかった」などの声が聞かれ、充実した研修だったことがうかがえました。(宮城)