沖縄県立向陽高等学校

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向陽通信第28号 (2016年12月22日 09:44)

「最優秀賞」全国大会出場! 九州地区高校演劇大会

 「やった。最優秀賞おめでとう!」。12月17日浦添市てだこホールで開かれた第58回九州高等学校演劇大会に沖縄県代表として参加した本校演劇部は、1位に相当する「最優秀賞」を初受賞した。2年生は、15日にシンガポール・マレーシアの海外研修から帰ったばかり、研修先の海外でも空き時間を見つけて練習に励んできた。演目は「ロミオとジュリエット」を学校の文化祭で披露する高校生を描いた「HANABI」。「自分たちが楽しめる劇にしたい」と葛藤しながら練習に励む高校生の姿をコミカルに演じた。部長の赤嶺星南さんは感激した様子で「先輩が果たせなかった全国出場を目標に練習した成果が出て嬉しい。全国大会でも優勝を目指したい」と決意を語った。審査講評では「一人一人の個性が溢れた、高校生らしいパワーフルな演劇だった。全国大会でも充分期待できる」とエールを送った。演劇部は来年7月に宮城県で開かれる全国高校総合文化祭の演劇部門に九州代表として出場することが決まった。

2年生ゼロ学期宣言 早めの取り組みを!

 12月21日、2年生が体育館に集合して、「3年生ゼロ学期宣言」を行った。3年に進級するまでを「ゼロ学期」と称し、早いタイミングから受験生の意識を持たせようとする宣言である。半嶺校長の激励の挨拶、長島先生の話の後、各クラスの代表が宣言を行った。国際文科の城間光さんは「時間があるからと油断せずに頑張りたい」、嵩原理央さんは「冬休みは勉強のしやすい環境を作る」、金城愛香さんは「それぞれの目指す所にむかって勉強に励んでいきたい」と決意を述べた。また、理数科の城間玲奈さん、下地信之祐さんは「皆がお互い高め合って行けるような雰囲気作りをしましょう」と話し、その後「受験勉強頑張るぞう!」と気合いを入れた。普通科の金城五月花さん平仲勇斗さんは「どんなに難しい問題が立ちはだかろうとも、共に励まし合い、気持ちを共有し、頑張っていきたい。一日一日を無駄にせず、勉強していきたい」と宣言した。(新垣)

マレーシア高校生15名2年国際文科を訪問

 12月19日、マレーシアのダマンサラ・ウタマ高校から、ラーマン校長や職員、保護者、生徒15名が向陽高校を訪れた。交流会は海外研修から帰ったばかりの2年国際文科の生徒と行われた。最初に、ダマンサラ高校の紹介プレゼンの後、お互いの伝統芸能を紹介した。本校からエイサー同好会がエイサーを披露し好評を博した。その後、各クラスにマレーシアの生徒を招き、沖縄や日本のクイズに挑戦した。予想以上の正解に各クラスは 盛り上がった。その後、各グループに分かれて、海外研修で食べたマレーシア料理や沖縄に関することを互いに教えあい交流を深めた。

 また、保護者・職員の皆さんは本校校長室で、マレーシアと日本の教育制度や互いの高校についての意見交換会を行った。ラーマン校長は「訪問を受け入れてもらい感謝いたします。機会があれば、ぜひダマンサラ高校にも来て下さい」とお礼の言葉を述べた。