『令和3年度日中高校生対話・協働プログラム』第4回オンライン交流会(1/21)

10月よりスタートした国際文科2年中国語コースと中国西安外国語学校との第4回のオンライン交流が行われました。

第4回目のテーマは「お互いの食文化について紹介し合おう!」です。交流相手校の西安外国語学校は西安市でロックダウン中、更に本県も蔓延防止発令中の中、両校生徒四十数名名が学校や自宅より一人1台で参加する形での実施となった。日中交流センターのスタッフの協力も受けながら交流会がスタートしました。各グループに別れて活動している中、一人一人話し出すタイミングが上手くとれなかったり、事前に作成していた映像や資料を相手に共有できないという数々のトラブルもある中、生徒同士協力し合い、今できる最大限の工夫をして相手に伝えようとする前向きな姿勢に感動させられました。

(生徒の感想より抜粋)

・これまでとは違い、参加者全員が個々人で参加していて、誰が喋るとか話しをまわす順番がスムーズに行かず、自分の伝えたいことも伝えられず悔しかった。

・西安の生徒もリモート授業になると集中を欠いてしまうというと話していて、コロナ禍世界中で共感できる話題だと思った。

・個人で参加するのはとても心細かったが、一人でも堂々と自信を持って話せるようになりたい。

・今回は作成した動画にアフレコを入れることに挑戦し、大変なこともあったが結果的には上手くいった。

・日本の食文化と沖縄の食文化の違いについて、グループで分担し何とか紹介することができた。

・事前準備をしっかりしていないと、楽しく交流会に参加できない事を実感した。次の交流会ではしっかり準備をして臨みたい。

・沖縄のムーチーやサーターアンダギーを紹介した。サーターアンダギーは中国では『开口笑』と言う名前で食べられているそうで、西安の生徒の反応が良くて嬉しかった。

・中国といっても地域ごとに様々は食文化があり、西安の人は辛いものを好んで食べること知った。

・中国の陝西省には小麦を使った料理がたくさんあり、小麦を使った料理は全て麺類になり、50種類もの麺料理があるそうだ。

・中国の料理と沖縄料理は似ているところがたくさんあると感じた。

・今回機材トラブルで上手く相手に伝えることができなかった動画や写真を、Padletに掲載して伝えようと思う。

・今回一人一人で参加し、動画共有が上手くいかず焦っている時に、西安の生徒が笑顔で長い間待ってくれ、その優しさがとても嬉しかった。

・テビチを紹介する時に実食しながら紹介することができた(笑)。

・西安の『ビャンビャン麺』は麺をのばすときにビャンビャンという音がすることから名付けられ、ビャンビャンを漢字で書ける中国人は少ないほど画数が多いそうだ。