10月よりスタートした国際文科2年中国語コースと中国西安外国語学校との第5回のオンライン交流が行われました。
第5回目のテーマは「お互いの食品ロスの現状とその対策について知ろう!」です。今回は、交流相手校の西安外国語学校もロックダウンが解除となり3週間の冬休みが明け通常登校となり、久しぶりに両校生徒が学校で交流会に参加する事ができた。西安の生徒はコンピューター室より1人1台で参加し、生徒の要望もあり、本校は1グループ1台で参加した。今回のテーマが重い内容なので、相互に食品ロスの現状と取り組みを紹介し、各自の意見を出し合えるのか心配していた。しかしこちらの心配をよそに、これまでの4回の交流会で築いてきた関係性のお陰で、各グループとも盛り上がっていた。
(生徒の感想より抜粋)
・中国には食品ロスに関する法律があり、かなり厳しく取り締まりをしているそうだ。
・食品ロスの現状は中国も日本と変わらないと感じた。
・中国も日本も他の国も食品ロスの原因は共通しているので、世界全体で問題解決に向けて協力してく方が良いと思った。
・中国では、レストラン等で食べ残したものは持ち帰る取り組みをしている。
・中国では2007年頃から食品ロスに関する法律を制定していることを知った。
・発表に向けて日本の食品ロスについて調べ学習を行って行く中で、自国の食品ロスがひどい状況であることを知り、危機感を感じた。
・西安(中国)では「食べきり運動」や「食品ロス」を伝えるCMがテレビで放映されているようで、実際にそのCMも見せてくれたので、わかりやすかった。
・西安の生徒に「中国語が上手になっている」と言われ、とても嬉しかった。
・今回の交流会は今までの交流会に比べて、西安の生徒とたくさん会話することができて楽しかった。
・中国は日本に比べて食品ロスに対する意識が強いと感じた。
・中国では大食いを促す動画をアップしてはいけないそうだ。
・西安(中国)では、パイキング形式にはしなくなっているそうだ。
・テーマが難しく、それを中国語で言うのは更に難しかったので、英語も使って説明した。
・回を重ねる度に、お互いに話しが弾んできて楽しかった。
・西安の生徒は食品ロスによる地球温暖化への影響についても話していた。
・今回は発音がめちゃくちゃで相手に伝わらない状態が多かったので、次回はちゃんと練習して臨みたい。
・本校の生徒も西安の生徒もそれぞれに工夫して「食品ロス」対策をしているなと思った。
・世界はこれまでに色んな問題を解決してきた。今また新たな問題を抱えている。解決するのは容易ではないが、諦めずに一つ一つ取り組むことが大事だと思う。SDGsについてまだ知らない国も多くあるので、まずはその取り組みを広めることを優先するべきだと思う。