沖縄県立向陽高等学校

〒901-0511
沖縄県島尻郡八重瀬町字港川150番地
TEL:098-998-9324
FAX:098-998-9326

生徒の皆さんは毎日登校前に検温を行い、
登校してください。

校長挨拶(2022年度)

 このたびは沖縄県立向陽高等学校のホームページへアクセスしていただきありがとうございます。令和4年4月に校長として着任しました宮城竜幸(みやぎたつゆき)と申します。関係者並びに中学生の皆様が、本校のHPをご覧になり本校の教育活動を少しでも知っていただく機会になれば幸いです。

 本校は、沖縄本島南部地区の特色ある進学校として、平成6年4月に開校し今年度で29年目を迎え、創立以来5,900名を超える卒業生が巣立っています。本校の校訓は「図南雄飛」で、生徒が図南鵬翼の勢いで世界へ雄飛・発展し、大きな事業を成し遂げることを願って制定されております。その校訓に示されているとおり本校の卒業生は県内のみでなく、全国や海外で社会に貢献するべく奮闘しています。また、昨年度卒業の26期生237名は、国公立大学に131名、私立大学に延べ152名が合格するなどの実績を出しており、本校卒業生の進学実績は、本校が沖縄県を代表する進学校の一つとして県民の信頼を得ているものと確信しています。進学実績の詳細については、進路情報のサイトをご確認ください。

 設置学科は、各学年国際文科2クラス、理数科2クラス、普通科2クラスで、各学科の特色を活かした様々な教育実践を行っています。早朝講座、60分授業、長期休業期間中の講座、2年次のシンガポール・マレーシア海外研修、向陽祭、米国姉妹校交流、北京外国語大学短期語学研修など様々な教育活動を通して知・徳・体の調和のとれた人材の育成を図ることに努めています。

 また、平成31年度から文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、研究開発課題を「地域の自然で探究の基礎を身に付け、主体性・協働性を基礎とした国際的科学人材の育成」に設定し、課題探究等に取り組んでいます。

 本校の特色として、国際交流が盛んなことは上にも書きましたが、上記にはない更に大きな 特色があります。それは、県費長期留学生の多さです。本県には、他県にはない県費留学制度 というものがあり、1年間欧米等への留学制度があります。県費なので留学費用の多くを公費でまかなっています。令和元年度の実績でいうと、県全体で留学枠80名程度に対して、本校の生徒16名が選考され留学しました。県全体に占める本校の割合は20%と高く本校の大き な特色といえます。将来、留学を希望する皆さんは、本校への入学がその可能性を広げることに繋がると考えます。

 最後になりますが、向陽高校教職員一同、責任感と使命感をもって、力ある子どもたちの、潜在能力をしっかりと引き出して、さらに力を伸ばしていく教育活動を進めてまいります。皆様には、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶といたします。 引き続き本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

スクール・ポリシー(3つの方針)                   

                                 令和4年4月

                                 校長 宮城 竜幸