校長挨拶

 沖縄県立向陽高等学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 このたび校長に就任いたしました玉木亨(たまき とおる)と申します。

 本校は地域の拠点校として「地域の教育資源を活用した教育活動を通じて、地域の

未来を創造する意欲を持った生徒の育成」と「将来、地域社会及び国際社会、科学技

術分野の発展に貢献できる生徒の育成」をスクール・ミッションとして教育活動を行

っているところです。

 学校は沖縄県南部の八重瀬町南東部に位置し、眼下に太平洋が広がる眺望の良い静

かな場所にあります。このような環境において平成6年に開校しております。設立当時

の「新しい高校が、朝日にまともに相対し、その朝日の光を浴びるのに絶好の位置に

あり、瑞々しい若い太陽の力を得て、気力を養い、陽光の下で心身を鍛え、将来、大

洋に、世界に飛翔していくことに願いを込めた」との校名への思いが残されています。

その思いを受け継ぎつつ、教育目標をグローバル化・情報化の進展など変化の著しい

社会において柔軟に対応し、たくましく主体的に生き、人々から信頼される人材の育

成を目指すこととしております。

 これまで、多くの生徒が上級学校へ進学しており、昨年度の国公立大学合格者は

125名、私立大学への進学者も多く、進路決定率は90%となっています。本校生徒の

様子を見てみると、1日1日の時間を大切に、機敏で積極的に行動する姿を見ること

ができます。在学時の進路希望からも大学進学の希望者が多くおり、学校としても生

徒の進路希望を叶えるための方策を打ち出し、日々の教育活動を行っております。

 校訓「図南雄飛」のとおり、天空まで壮大に飛翔する図南鵬翼の勢いで世界へ飛び

出し、大きな事業を成し遂げることを願い、生徒の資質・能力の向上のために努めて

いきたいと思います。